クリスマスとかデートだとか

ここ2週間ほど、女性からのアプローチが多かった。 そしてラインや電話ではお決まりのように、22・23・24日で会わないか? との提案を受ける。 自分が欲望の対象となる感覚を鮮烈に感じた。 彼女たちは【クリスマスのデート相手】や【恋人】として、期待・欲…

魅了するってなんだろう

対峙する人に引き込まれることがある。そんな時は、相手に対して少ならからず畏怖している。何故、相手の視線が気になるのだろう。それはきっと相手が、本気で僕を見ようとしているからだ。たんたんと僕をみることに集中される。そこに彼女の主観は存在せず…

交差点とナンパ3

「お待たせ!この人は?」声をかけられたのと満足そうな表情の彼女。どんな話なんですか?と男性に問いかけると、飲みに誘っていたとバツが悪そうな顔で答えてくれた。「じゃーせっかくだから5分話してみなよ。それで今夜どっちと飲みにいくか決めたら?」そ…

交差点とナンパ2

彼女の仕事終わりの時間に連絡を入れた。「お疲れ様。今電話出来る??」彼女から電話がかかってきた。「お疲れ様です。どうしたんですか?」「いつ飲みに行くか決めようと思って。ところで今日はどんな一日だった?」「いつもと変わらないですけど、あっ昼…

交差点とナンパ 1

仕事の移動中、大きな交差点での話。信号待ちの中、日差しが強く僕は俯いていた。ふと柔らかい香りがして、顔を上げると隣に女性がいた。瞬間的に目が合う。「あつい日、、ですね」どちらかと言えば自然に漏れた言葉だった。当然ガンシカ。しかし彼女は僕か…

即に逃げるな

自分への戒めとして記したい。 僕には理想がある。 理想を探し求め、薄汚れた街を彷徨っているはずだ。 “見つからないから” “うまくいかないから” 妥協をしていないだろうか? “即をすれば本当に自分のプライドは保てていますか?” “その即は自分の理想へ近…

ナンパと恋愛と自分

今年に入るまで数年交際した彼女がいた。交際中はナンパはしておらず、最近は徐々に復帰してしまっている。正直ナンパは卒業したと思っていた。数年前は成功する高揚感や受け入れて貰えた安心感が中毒になり、年に数十人という生活を送っていた。だが自分自…

思いやりと美しさ

うたた寝をしながら電車に乗っていた。ふと目を覚ますと、僕の前には老人が立っていた。罪悪感に駆られぎこちない動きで席を譲る。「疲れているのにすいません」老人から見ればまだ子供にも感じられるだろう僕に、敬意を払い対等な存在として言葉をかける行…

お盆休み ナンパ

所用が夕方で終わり、ナンパがしたくなった。まだ明るい時間のナンパなんて数年ぶりだろう。声を数件かけてみるも、うまくいかない。人目が気になり怯えながら声をかけていた。こんな時は下半身がフラフラになる。逃げ込むようにカフェに入った。座ったカウ…